海中熟成 江戸前ワイン

昨日は、「海中熟成 江戸前ワイン」を東京海洋大学敷地内の海中に沈める日で、私も見学とほんの少しのお手伝いをさせていただきました。「海中熟成 江戸前ワイン」というのは、株式会社スイミージャパンと東京海洋大学の共同研究から生まれた海中で熟成させるワインです。

120本のワインを、来年のゴールデンウイーク前後(海水温を計測しながら、ワインを引き上げる日を決めるそうです)までの約4ヶ月間、東京海洋大学敷地内の海中で熟成させます。私も、10本のワインが入った袋を海中に沈めさせていただきました。NHKも取材に来ていました。

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ワイン10本を入れた袋。

ワインを海中に沈めているところ。

株式会社スイミージャパンの中本徹社長は、『素人が起こす都市型ワイナリー革命』(枻出版社)という本を書かれています。

テレビ等で海中熟成ワインのことは知っていたのですが、偶然、買い物に行った先で「深川ワイン」を見て、中本社長が書かれた本に共感し、「ゼロワンリズム加工」が何かの役に立てるのではないかと思いました。先週、中本社長が経営する深川ワイナリーでワインを飲み、ワインを海中に沈める日時を教えていただきました。

「海中熟成 江戸前ワイン」は、成分の変化はないものの、海中熟成させなかったワインと比べて味がまろやかになっているそうです。海中での「揺さぶり」による味の変化ではないかと思っており、「ゼロワンリズム加工」と通じるものがあるのではないかと考えています。

2時前にワインを海中に沈める作業が終了し、6時からは深川ワイナリーで、すでに「海中熟成」した「海中熟成 江戸前ワイン」を開栓するパーティーがあるとのことでした。残念ながら予定が入っており、3時から開店する深川ワイナリーでワインを少し飲んでから帰りました。

ゼロワンリズム加工は、食品や食材に特殊な垂直振動を与えます。そうすることで、食品の味がよくなったり、野菜や生育期間が短くなったりするのです。